電験三種合格道場の通学講座の様子をお伝えいたします。
2019年1月26日・27日に不動弘幸先生の電験三種合格道場、通学講座理論1&2を実施しました。1日目は「直流回路」、2日目は「交流回路・三相交流回路」をテーマにした講義です。
1日1テーマで、基礎知識の講義と問題演習をおこないます。「学んだ知識をどう使うのか?」、「知識をしっかり使えるようになるための講義」というワケです。
・公式は覚えてるけど、どう使った良いか?
・応用するにはどうしたらいいのか?
・初めて見る問題を解くためにはどうしたらいいのか?
なんて悩んだことはありませんか?そんなお悩みを解決する方法を学ぶ・・・というのが課題の通学講座です。
毎年8%程度しか合格しない電験三種の試験です。出題される問題も「過去問とほとんど同じ問題」はまず出ません。(出たらすごいラッキー!って思えるほど出ません。)
しかし、問題を解くための知識は共通しています。
理解した知識を使うためには、どうしたらいいのか?
こういう「応用力」を身に付けるための「通学講座」をe-DENでは実施しております。
基礎知識を覚える事は必要です。ただ覚えるのではなく「何を理解しておくか」がポイントです。
電験三種に合格するために必要なポイント、電験三種の問題を解くために必要なポイントを、不動弘幸先生が徹底講義を行います。本当に応用できる知識を身に付けるための第一歩となります。講師歴40年以上の不動先生だからできる、ベテラン講師の知識と研究の成果ですね!
そして、覚えた知識をどう使いこなすのか!?
この「応用力」に苦戦されている方は多いのではないでしょうか?
今年の電験三種合格道場の通学講座は、知識を身に付けるだけではなく、講義を聞いた後すぐに問題演習を行うことで「知識の使い方」も身に付けていく講座になっています!
学ぶ → 解く = 身に付く
という流れで、電験三種に合格するための力を身に付けていく講座です。
1日目、直流回路
「余裕余裕、直流回路くらい余裕!」なんて思っていませんか?必要な公式と言えばオームの法則くらい?と、油断してしまうと痛い目に合うのが直流回路の問題です。
電験三種に出題される直流回路の問題を、早く正確に解くための知識を1日かけて学習しました。「1日も必要?」と思うかもしれませんが、応用力を身に付けるためには「1日でも少ない!」と思えるような内容です。
基礎知識の確認はもちろん、色々なパターンの問題を解きながら「公式の使い方」や「知識の使い方」を確認していきます。そして、参加された方の様子をみながら不動弘幸先生の「抜き打ち問題」も登場しました。
この「抜き打ち問題」が通学講座の魅力でもあります。「こんな使い方覚えておいたらいいよ!」とか「こんなやり方もあるよ!」と、ひとつの解き方だけではなく、色々な切り口で問題を解いていく。そうする事でより知識が深まるのです。
電験三種の試験問題は、事前に知る事はできません。つまり「いきなり出される問題」ということですね。
こういった緊張感や、テキストには無い知識というのが、不動先生の通学講座の魅力でもあります。なにより、実力アップの為に必要な知識・機会と言えます!ただテキストをこなす、一方的に講義を聞くだけでは身に付かない「応用力」を身に付ける機会です。
そんなワケで、オームの法則、抵抗の直列・並列、電池の起電力、ブリッジ回路、重ね合わせの理、ミルマンの定理、はしご型回路、テブナンの定理、誤差率、過渡現象・・・などのテーマに沿っての講義でした。
2日目、単相・三相交流回路
この交流回路というのが、電験三種のやっかいな分野でもありますね。理論だけではなく、機械・電力・法規にも合格するためには必要な知識です。つまり、電験三種に合格するためには絶対に必要な知識と言えます。
この2つのテーマを理解するために、1日かけて基礎知識&問題演習を行ったのが2日目です。とにかく「交流回路」の基本に慣れる事が大切です。「三相交流回路が難しい・・・ここをしっかりやりたい!学びたい!対策したい!」と思っておられる方はいませんか?確かに三相交流回路は難しいです。そんな方は今一度「単相交流回路」の知識をもう一度確認してみてください。
単相交流回路あっての三相交流回路です。
足元、土台がしっかりしていないと、その上の知識は身に付きません。こういった事を確認していくのが2日目の課題でもありました。毎年8%程度しか合格しない「電験三種」の試験で、簡単に楽に合格をする方法なんてのはありません。
理解する事、学習する事、基礎から積み上げていく事、これが合格への近道と言えるでしょう。
電験三種に合格するためには、交流回路をしっかり理解する必要があります。できる人はすぐにできるかも知れませんが、しっかり理解するには何度も繰り返して学習をする必要があるかと思われます。
瞬時値、位相差、平均値、実効値、ひずみ率、位相角、RL直列回路、RLC並列回路、共振周波数、三相△結線、三相△ーY変換、三相△Y合成回路、このようなテーマに沿って学習をしました。
ここの三相・三相交流回路で問われるテーマを羅列しましたが、全部「あぁ、あのことね!大丈夫、しっかり理解してるよ。」と言えますか?
もし、不安なようであれば、不動弘幸先生のDVD講座もありますので、こちらで基礎から応用までをしっかり学習してみてください。
それでは、次回は2019年2月16日(土)【電界】、2019年2月17日(日)【磁界】の理論の通学講座です。
電界、磁界のそれぞれの分野に自信がない方、不安な方、確認をしておきたい方は、ぜひご参加ください。
e-DENの通学講座は1日だけでも参加が可能です。苦手な分野だけを強化する事が可能なのです!みなさまのご参加、お待ちしております!!